|   アトピー性皮膚炎  
  原因は?    ・アトピー性皮膚炎は、ダニ、花粉、ほこり、また食物では卵、牛乳、大豆などがアレルゲン(アレギーの原因)  
 ではないかといわれています。  ・湿疹の原因を医師に調べてもらい、疑わしいアレルゲンがわかったら、医師の指示に従います。  ・大人になるまでにはほとんど治りますが、それまで上手く症状をコントロールすることが大切です。 
      症状は?    ・かゆみの強い湿疹が頭、顔、首、肘の内側、膝の裏側など、皮膚のやわらかい部分に現れます。  
・年齢によって、湿疹のできる場所が変わります。  ・赤ちゃんは頭や顔、1歳を過ぎると手首、足首から、肘の内側、膝の裏側に。  ・湿疹は乾いてかさつき、かゆみはますます強くなっていきます。  
・耳たぶの付け根が赤く切れる「耳切れ」もよく見られます。       治療は?    ・医師は症状によって、保湿剤やステロイド剤(副腎皮質ホルモン)の軟膏や、抗アレルギー剤を処方してくれ  ます。  
・ステロイド剤に強い不安を抱く方も多いようですが、心配しすぎて使い方を間違えると、かえって悪化させるこ とがあります。   ・薬は医師の指示を守ってお使いください。   
日常生活で気を付けること?     
・湿疹をかきこわすと、悪化してしまいます。子どもの爪はいつも短く切っておきましょう。  ・肌に直接触れる下着類は、吸湿性の高い木綿製品を選びましょう。  
・赤ちゃんの場合は、抱っこする方の衣類にも気を配りましょう。  ・じくじくした湿疹には、無香料で殺菌力の強い石鹸を使用し、乾燥した湿疹には、皮脂を取り過ぎない弱い石  鹸を使用します。  
・いつも皮膚は清潔にしておきましょう。 
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