大学水泳について
大学水泳のレベル的には、種目にもよりますが日本選手権よりレベルも高く、コース紹介、応援、表彰と、独特な盛り上がりがあります。
大学の水泳部は、高校の練習とは違い、すべて個人の責任にかかってきます。
ヤイヤイ言ってくれるコーチではなく、すべて個人の頑張りにかかってくるのです。ですので、もろにやる気のある人、無い人の差がすぐ出ます。高校までは速かったが、大学に入り名前を聞かなくなったという選手は数知れません。
逆に今まで縛られていた環境から開放され、自由に色々な練習に取り組めることにより、大きな成長を遂げる選手もいます。要するに大学生になるということは、責任は自分で取り、自分で行動を起こし、自分を自分でしっかりと操らなくては結果はついてこないのです。
心機一転、専門種目を替えて成功する。という選手も多いです。
日本人初、５０秒の壁を破った、佐藤久佳選手もその一人です。
彼は高校までは個人メドレーの選手でしたが、真剣に自由形に力を入れ始めたのは大学に入ってからなのです。
高校の水泳部とは違い、大学の水泳部に入ると、新入生歓迎会や、追い出しコンパなど、OBと現役選手との結束力も強く、水泳以外のところでもたくさんのことについて、勉強できる場所です。
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